臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第36巻第1号(2001年7月発行)

臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第36巻第1号(2001年7月発行)

特集 I.サイトカインに関する最近の進歩
特集 II.抗体の高親和性獲得機序

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


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特集 I.サイトカインに関する最近の進歩

  • 新規インターフェロン様蛋白Limitinの臨床的意義

    大阪大学・分子制御内科 織谷健司,ほか
  • IL-10による慢性腸炎の抑制機構

    大阪大学・微生物病研究所 竹田 潔,ほか
  • 気管支喘息におけるIL-13の遺伝子変異とその意義

    東京医科歯科大学・皮膚科 竹内勝之,ほか
  • 肥満細胞におけるIL-4-Stat6シグナルの役割

    千葉大学・第二内科 鈴木浩太郎,ほか
  • 肥満細胞のIgEを介するサイトカイン産生-細胞内シグナル伝達を中心に-

    群馬大学・第一内科 石塚 全
  • アポトーシスを誘導制御するサイトカイン

    癌研究会・化学療法科 畠 清彦
  • 新しく発見されたインターロイキン(IL-19,IL-20,IL-21)

    神戸市立中央市民病院 笠倉新平

特集 II.抗体の高親和性獲得機序

  • 免疫グロブリン可変領域遺伝子の突然変異発現機序

    東京理科大学・生命科学研究所 東 隆親
  • 抗体の高親和性獲得とFas分子

    国立感染症研究所・免疫 高橋宜聖
  • 末梢でのV(D)J遺伝子再構成の親和性成熟への寄与

    岡山大学・工学部 疋田正喜,ほか
  • 抗体の高親和性獲得と補受容体の役割

    東京医科歯科大学・分子免疫 小園裕子
  • 高親和性IgA産生機序

    宇都宮大学・農学部 下田美智子

総説

  • T細胞とB細胞への分化方向を決定する分子要因

    徳島大学・ゲノム機能研究センター 高浜洋介
  • サイトカインによる好中球活性化の機序

    大阪市立大学・皮膚病態 忽那晴央,ほか

話題

  • TNFaによって誘導される新たな補助シグナル分子B7h

    東京理科大学・生命科学研究所 安部 良
  • 急性糸球体腎炎の関与抗原

    防衛医科大学校・公衆衛生 山上和夫,ほか
  • 室内空気中の揮発性有機化合物による気道炎症と神経ペプチド

    名古屋大学・小児科 坂本龍雄,ほか
  • Th1細胞へのコミットメントと新規転写因子T-bet

    東京大学 成内秀雄
  • p53関連アポトーシスにおけるNF-kBの役割

    東京医科歯科大学・ウイルス制御 山岡昇司
  • 抗リン脂質抗体とマクロファージによる酸化LDLの取り込み

    岡山大学・病態制御科学 松浦栄次
  • マスト細胞によるIL-13の産生

    群馬大学・皮膚科 松島陽一郎,ほか

解説

  • T細胞活性化におけるOX40/OX40L相互作用

    東北大学・免疫 村田和子,ほか
  • 副腎皮質ステロイドとマスト細胞機能

    山梨医科大学・寄生虫免疫 吉川英志,ほか
  • アトピー性脊髄炎

    九州大学・神経内科 吉良潤一
  • CD43とT細胞機能

    佐賀医科大学・内科 福岡麻美
  • 移植免疫寛容とキメリズム

    国立小児病院・小児医療研究センター 木村廣光