臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第36巻第4号(2001年10月発行)

臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第36巻第4号(2001年10月発行)

特集 I.免疫系のシグナル伝達に関する最近の進歩
特集 II.アトピー性皮膚炎に関する最近の知見

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


    ※1冊ご注文の場合のみ500円の送料がかかります。

特集 I.免疫系のシグナル伝達に関する最近の進歩

  • MAPキナーゼおよび関連シグナル伝達の抑制機構

    京都大学・生命科学研究科 田ノ上拓自,ほか
  • 胸腺内の幼若Tリンパ球の生死選択を支配する分子シグナル

    徳島大学・ゲノム機能研究センター 高浜洋介,ほか
  • Th1/Th2細胞分化におけるT細胞抗原受容体シグナルの役割

    千葉大学・免疫細胞 山下政克,ほか
  • Toll-like receptorを介するシグナル伝達機構-MDタンパクの役割-

    佐賀医科大学・免疫血清 赤司祥子,ほか
  • インテグリン接着によるリンパ球活性化の分子機構

    京都大学・分子免疫アレルギー 木梨達雄

特集 II.アトピー性皮膚炎に関する最近の知見

  • アトピー性皮膚炎とIL-18遺伝子多型

    大阪大学・分子病態内科 比嘉慎二,ほか
  • アトピー性皮膚炎とIL-12レセプター遺伝子変異

    岐阜大学・小児科 近藤直実,ほか
  • アトピー性皮膚炎患者の成熟B細胞におけるRAG発現

    国立相模原病院・臨床研究センター 柳原行義
  • STAT6欠損マウスを用いたIgE関与遅発型反応の発症機序の解析

    東京医科歯科大学・環境皮膚免疫 横関博雄,ほか
  • アトピー性皮膚疾患モデル遺伝子改変マウス

    三共株式会社第三生物研究所 佐藤英一郎,ほか
  • アトピー性皮膚炎におけるTh1/Th2バランス

    杏林大学・皮膚科 塩原哲夫

総説

  • 抗リン脂質抗体と動脈硬化

    岡山大学・病態機構 松浦栄次,ほか
  • サイトカインによる細胞系譜制御機構

    熊本大学・発生医学研究センター 中島欽一,ほか

話題

  • T前駆細胞はB前駆細胞と比べて胎生の早期に出現する

    京都大学・再生医科学研究所 河本 宏,ほか
  • MCP-1によるTh2シフトの制御

    東京医科歯科大学・生体応答調節 南木敏宏
  • 血管内皮細胞増殖因子と鼻閉

    千葉大学・耳鼻咽喉科 寺田修久,ほか
  • IFN-gレセプターDNAを用いたSLEの遺伝子治療

    東京医科歯科大学・病因病態検査 窪田哲朗
  • 血管新生におけるVCAM-1の意義

    九州大学・医化学 福士純一,ほか
  • マスト細胞からの神経ペプチドの産生とその意義

    富山医科薬科大学・皮膚科 豊田雅彦,ほか
  • 同種造血幹細胞移植後のKIRの発現とその機能

    北海道大学・血液内科 田中淳司
  • ケモカインによる抗腫瘍免疫抑制性細胞の腫瘍浸潤メカニズム

    浜松医科大学・皮膚科 瀬尾尚宏
  • 線虫由来プロテアーゼ阻害物質の抗原提示への影響

    徳島大学・寄生虫 大日輝記,ほか

解説

  • TCR遺伝子再構成におけるgermline転写の役割

    京都大学・分子生物 生田宏一,ほか
  • ペプチドワクチン

    滋賀医科大学・第二病理 小笠原一誠
  • 骨吸収を制御する炎症性サイトカインの機能の多様性

    昭和大学・歯学部 小林幹一郎,ほか
  • Lipid RaftにおけるT細胞レセプターシグナル伝達反応の制御機構

    大阪大学・病態生体情報 小杉 厚
  • gp130を介する細胞内シグナル伝達とその意義

    大阪大学・病理病態 熱海 徹,ほか