リウマチ科

第40巻第2号(2008年8月発行)

リウマチ科

第40巻第2号(2008年8月発行)

特集 骨免疫学がリウマチ性疾患の診療にもたらしたもの

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


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特集 骨免疫学がリウマチ性疾患の診療にもたらしたもの

  • 骨免疫学研究の歴史とup to date

    東京医科歯科大学・分子情報伝達学 古賀貴子,ほか
  • RAの骨破壊におけるTNFの役割と抗TNF療法の骨破壊抑制効果

    産業医科大学・第一内科 齋藤和義,ほか
  • RAの骨破壊におけるIL-6の役割とトシリズマブによる骨破壊抑制効果

    大阪大学・免疫制御学 西本憲弘
  • RAの骨破壊におけるIL-17の役割-IL-17の制御によるRA治療の可能性について-

    埼玉医科大学・リウマチ膠原病科 佐藤浩二郎
  • 骨remodelingにおける T 細胞の関与-Abataceptによる骨破壊抑制効果-

    東京医科大学病院・リウマチ膠原病内科 沢田哲治,ほか
  • 骨免疫学的視点からみた強直性脊椎炎の骨病変-syndesmophyteの形成機序を中心に-

    順天堂大学順天堂越谷病院・内科 小林茂人,ほか
  • 変形性関節症と骨代謝-WNT蛋白の発現様式からみたRAとの相違-

    日本歯科大学・生化学 今井一志
  • RANKL阻害-骨粗鬆症治療薬からリウマチ性疾患治療薬への可能性-

    エーザイ(株)・臨床研究センター 赤真秀人
  • 骨免疫学的視点からみたステロイド薬の関節リウマチに対する有用性-抗炎症による骨破壊阻止効果か,ステロイド骨粗鬆症か?-

    東海大学・リウマチ内科 鈴木康夫,ほか
  • COX-2阻害薬の骨代謝に及ぼす影響-IL-1トランスジェニックマウスを用いた評価-

    慶應義塾大学・整形外科 二木康夫

話題

  • 骨代謝にかかわるアダプター分子Schnurri-3-骨粗鬆症治療の標的分子としての可能性-

    東京大学・整形外科 永瀬雄一,ほか
  • Fibrodysplasia ossificans progressiva(FOP)とBMP情報伝達異常のup to date

    埼玉医科大学・ゲノム医学研究センター 片桐岳信
  • SLEモデルマウスは T 細胞非依存性に発症する

    埼玉医科大学総合医療センター・リウマチ膠原病内科 津坂憲政
  • Pre-B cell colony-enhancing factor/visfatinと関節リウマチ

    東京女子医科大学・膠原病リウマチ痛風センター 設楽久美,ほか
  • TNF阻害薬とメモリーB 細胞機能

    佐賀大学・膠原病リウマチ内科 小荒田秀一,ほか

解説

  • コラーゲン架橋と骨質-骨質改善への治療戦略-

    東京慈恵会医科大学・整形外科 斎藤 充
  • 骨Paget病およびその関連疾患と骨代謝関連分子の遺伝子異常

    徳島大学病院・リハビリテーション部 田信二郎
  • 慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)にみられる血管石灰化機序

    神戸大学病院・腎・血液浄化センター 藤井秀毅,ほか