(2026年9月1日初版)
生成AIを論文・記事作成の補助手段として使用する場合は、以下の事項にご留意のうえ、ご執筆くださいますようお願いいたします。
1.生成AIの著者資格について
生成AIは、論文の内容について説明責任を負うことができないため、著者として記載することはできません。また、生成AIそのものは著作権法上の著作者とはなりません。
2.著者の責任について
生成AIによる出力内容については、その正確性、信頼性等が保証されるものではありません。生成AIを使用した場合は、著者自身が出力内容を十分に確認・検証し、全体の内容について最終的な責任を負うものとします。
3.生成AI使用時の開示について
論文・記事内の文章、引用文献、画像・図表、動画・音声等の作成および編集において、生成AIを補助手段として使用した場合は、投稿時の原稿表紙等にその概要を記載してください。
また、使用内容に応じて、論文・記事内の謝辞や方法、または図表の説明文等に、以下の事項を明記してください。
(1)生成AIを使用した対象箇所(本文、図表、引用文献等)
(2)使用した生成AIの名称、バージョン、および開発元
(3)生成AIの具体的な使用目的・使用方法
(4)使用したプロンプト
記載箇所の一例
・ 文章作成の支援に使用した場合(文章、引用文献、翻訳等) → 謝辞
・ データ収集・解析や図表作成に使用した場合 → 方法に該当する本文
・ 画像・イラストそのものの生成・加工に使用した場合 → 図の説明文
4.生成AI使用に際しての注意事項
論文・記事の作成に生成AIを使用する場合は、著者の責任において、以下の事項を十分に確認してください。
(1)生成AIを使用して作成した内容が、科学的知見や元データ、および事実等に照らして正確かつ適切であること
(2)先行研究および引用文献について、著者が直接原典を確認し、実在する文献が正確に参照されていること
(3)著作権その他の第三者の権利を侵害していないこと
(4)個人情報や機密情報の漏洩など、研究倫理・出版倫理上の問題が生じていないこと
5.本方針に沿わない生成AIの使用が確認された場合
本方針に沿わない生成AIの使用が確認された場合は、該当箇所の修正を求めるほか、内容や状況に応じて、掲載の見送り、投稿論文の場合は不採用とすることがあります。
また、掲載または採択された後に、本方針に沿わない生成AIの使用が判明した場合は、訂正、撤回、その他の必要な措置を講じることがあります。
6.参照ガイドラインおよび本方針の改定
本方針は、ICMJE(医学雑誌編集者国際委員会)の勧告、および文化庁が公表する「AIと著作権」の考え方を参考にしています。
生成AI技術の進展や、生成AIを取り巻く社会状況、および関連する指針等の変化に応じて、本方針を改定することがあります。
科学評論社