臨床免疫・アレルギー科

第79巻第5号(2023年5月発行)

臨床免疫・アレルギー科

第79巻第5号(2023年5月発行)

特集 I.分子標的薬による免疫疾患治療の新展開
特集 II.皮膚疾患と肥満細胞
[冊子版ISSN:1881-1930 電子版ISSN:2188-9430]

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特集 I.分子標的薬による免疫疾患治療の新展開

  • 全身性エリテマトーデス:抗I型インターフェロン受容体抗体(アニフロルマブ)

    自治医科大学・アレルギー膠原病学 佐藤浩二郎…479
  • 視神経脊髄炎スペクトラム障害における分子標的治療について:エクリズマブ・サトラリズマブ・イネビリズマブ・リツキシマブ

    東京女子医科大学・脳神経内科 池口亮太郎,ほか…484
  • ANCA関連血管炎:補体C5a受容体阻害薬(アバコパン)

    帝京大学・内科学 大久保麻衣,ほか…493
  • 関節リウマチ:抗TNFαナノボディ製剤(オゾラリズマブ)

    東京医科大学病院・リウマチ・膠原病内科 安田卓矢,ほか…498
  • 今後期待される関節リウマチの新規治療薬:フラクタルカイン阻害薬・BTK阻害薬・GM-CSF阻害薬

    東邦大学・膠原病学 南木敏宏…506

特集 II.皮膚疾患と肥満細胞

  • 皮膚感染防御における肥満細胞の役割

    大阪大学・免疫学フロンティア研究センター 松岡悠美…511
  • 慢性蕁麻疹の病態

    日本大学板橋病院・皮膚科 葉山惟大…516
  • 接触皮膚炎と肥満細胞

    浜松医科大学・皮膚科学 本田哲也…523
  • 強皮症と肥満細胞

    福島県立医科大学・皮膚科学 山本俊幸…529
  • 肥満細胞症の発症メカニズムと分類と診断

    東京医科大学・皮膚科学 伊藤友章…536

総説

  • 「腸-口腔連関」における免疫応答-口腔内細菌と腸内細菌叢の役割-

    福岡歯科大学・感染生物学 田中芳彦…542

話題

  • 組織リモデリング型の線維芽細胞の形成機構

    東京大学・免疫学 小松紀子,ほか…548
  • リゾホスファチジルセリンによるクローン病増悪機構

    大阪大学・高等共創研究院 香山尚子…553
  • CDC42が誘導するインフラマソームの新たな炎症誘導機構

    東北大学・小児病態学 笹原洋二…559
  • 肝炎ウイルスとワクチン

    国立感染症研究所・ウイルス第二部 加藤孝宣,ほか…564

解説

  • 腸内細菌叢のリモデリングと肥満・糖尿病

    医薬基盤・健康・栄養研究所・ヘルス・メディカル微生物研究センター 細見晃司,ほか…571
  • CAR-T細胞研究からみえてきた疲弊の実態

    神奈川県立がんセンター臨床研究所・がん免疫療法研究開発学部 紅露 拓…576
  • ゲノム編集最前線

    理化学研究所・生命機能科学研究センター 吉見理子,ほか…582
  • 腫瘍免疫におけるPD-L2の意義

    慶應義塾大学・呼吸器内科 竹原朋宏…589